レジリエンス

なぜ今、レジリエンスなのか

昨今の企業を取り巻く環境は未曽有の変化が連鎖し連続する状況を呈しています。
もはや全ての脅威を見通すことは難しい状況と言わざるを得ません。

この様な不確実性の高まりに日本企業は生き残るためにどう対処すべきなのでしょうか。従来のリスクマネジメントのように予測可能なリスクを的確に把握・対応するだけでなく、予測困難なリスクをも吸収し、早期に企業経営を立て直すことができる体質を作る、これが企業のレジリエンスという考え方です。

「生き残る種とは、最も強いものではない。 最も知的なものでもない。 それは、変化に最もよく適応したものである」

これはダーウィンの名言です。現代企業はまさに変化に柔軟に・素早く適応できる企業体質の構築を求められており、それこそが、“企業レジリエンス”なのです。

B&DXが考えるレジリエンスとは

ごく最近に起こった脅威としてウクライナへのロシアによる軍事侵攻が挙げられます。脅威の高まりを米国が事前に注意喚起をしていたものの現実になるとは捉えられておらず、この予想困難なリスクの顕在化により日本企業の経済活動は大きな打撃を受けることとなりました。

日本企業にとって現実的なリスクの一つに特定国における政変やテロ等が挙げられるでしょう。これによる影響は予測可能であり、リスクマネジメントは比較的容易です。例として、為替変動リスクへの対応策の一つである現地生産・現地販売の比率はこの30年で30%台から60%台に上昇しています。

一方で台湾有事のような予測困難なリスクは無数に存在し、それら全てに個別具体的な対応を取ることは事実上不可能です。このような予測困難なリスクへは、しなやかに経営を立て直すためのレジリエンス力が必要不可欠です。

より一層激しさを増す環境変化の中で企業の継続性を確保するためには従来のリスクマネジメント力に戦略的柔軟性を加えることが重要な取り組みであり、企業レジリエンスを獲得する鍵となります。

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