パーパス経営

なぜ今、『パーパス経営』が注目されているのか

昨今、自社の社会に対する存在意義を定義した『パーパス』を基軸に経営を行う『パーパス経営』に取り組む企業が
増えてきています。
なぜ今『パーパス経営』が注目されているのでしょうか。

市場や社会からの要請

ステークホルダーにとっての企業価値は、財務利益の創出だけでなく、企業活動を通じた社会課題解決への貢献へと見直されてきており、
企業は自社の社会的な存在意義を明示し、取組姿勢を示す必要があります。

多様な人財を束ねる共通指標としての役割

様々な人財や価値観、また雇用形態や働き方の多様性も広がる中で、企業内外問わず、多様な人財を束ね、組織力を高めていくための共通指標としてパーパスが注目されています。

革新や変化を生み出し、実現するドライバーとしての役割

年々加速する市場環境の変化や揺れ動く社会情勢の変化に迅速に対応するために、企業は常に大きな変革が求められています。このような変革の折に際し、アイディアや革新を生み出し、企業を更なる成長へ導くためのドライバーとして、パーパスの果たす役割が重要視されています。

パーパスの策定はゴールではない。
いかに組織内に浸透させ、社員ひとりひとりの行動変容に繋げられるかが重要

直近1,2年で自社のパーパス策定に取り組む企業は徐々に増えましたが、発信・浸透という面ではまだまだ不十分です。

特に、日本企業における大きな特徴として、自社のブランディングの一環として、株主や投資家等に向けた対外発信には熱心に取り組むものの、社員へのパーパスの浸透はおざなりになっているケースが多く見られます。

策定どまりにならず、いかに組織内に浸透させ、社員ひとりひとりの日々の業務と紐づけ、行動に繋げることができるかがパーパス経営の本質であり、社員のエンゲージメント向上や企業の変革力を高める上での重要なカギとなります。

B&DXが考える 日本企業のパーパス経営実現のポイントとは

では、企業のパーパスを浸透させ、行動につながるパーパス経営を実現する具体的なポイントはどのようなことでしょうか。B&DXの考える5つのポイントをご紹介します。

ポイント1. 経営者は 創業理念をパーパスに解釈し直すこと

創業当時の経営理念を見直すことなく掲げ続けるのではなく、現代の価値観、自社を取り巻く環境を踏まえた上で、どのような価値を自社が提供していきたいのか解釈しなおすことが重要です。

ポイント2. 経営者は発信機会を飛躍的に増やすこと

質(発信内容)にかかわらず、様々な媒体を活用して日常的に頻度高くメッセージを発信し続けることが重要です。

ポイント3. パーパスの策定・浸透には経営層全員でコミットすること

経営企画部や人事部に丸投げするのではなく、経営層全員が策定・浸透にコミットし、自らの言葉で語り発信することが重要です。

ポイント4. 企業のパーパスと個人のミッション・役割を結びつけること

企業のパーパスを対話の繰り返しにより、全ての戦略・業務・タスクにリンクさせていきます。

全社員が自社のパーパスと個人のミッション・役割を紐づけて理解することで、日々の行動へ繋げられるようにすることが重要です。

ポイント5. 策定したパーパスを恒常的に見直し、進化させること

パーパスは一度の定義・浸透で終わるものではなく、社会・市場の変化に応じて、自社パーパスも変わりゆくものです。自社がどういう存在でありたいのか常に問いただし、パーパスに反映させて発信・対話し続けることが重要です。

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