業務は、AIが進める時代へ。「人間1割 × AI9割」を実現する、日本企業復活の切り札「ビジネスオーケストレーション」とは。B&DX、新刊『AIエージェント時代のDX-ビジネスオーケストレーションの衝撃』を刊行。
- Press release
経営コンサルティングファームであるB&DX株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:安部慶喜)は、生成AIの進化により到来した「AIエージェント時代」において、日本企業が勝ち抜くための新たなアーキテクチャーと変革ロードマップを提示した書籍『AIエージェント時代のDX ビジネスオーケストレーションの衝撃』を2025年12月12日に日経BPより刊行いたしました。

- 書籍発刊の背景
2022年のChatGPT登場以降、生成AIは急速に普及しましたが、多くの日本企業では「メール作成」や「議事録要約」といった作業の代替レベルにとどまっています。しかし、テクノロジーは既に次のフェーズへと進んでいます。自律的に判断し、行動し、成果を出す「AIエージェント」の登場です。
本書は、AIエージェントがビジネスの中枢に関与するこれからの時代において、日本企業が抱える「オペレーション=仕事」という旧来の価値観からの脱却を促します。そして、デジタルが指揮者となって業務全体を動かす「ビジネスオーケストレーション」という概念を通じて、日本企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を成功に導くための実践的な指針を示しています。 - 本書のポイント:日本企業の切り札「ビジネスオーケストレーション」とは
本書が提唱する「ビジネスオーケストレーション」とは、企業内のあらゆる業務プロセス、システム、デジタルツール、データを一つのデジタル基盤上に定義し、デジタルが「指揮者(オーケストレーター)」となって業務を自律的に推進する次世代のアーキテクチャーです。
従来、人間が各システムの間に入って行っていた調整や確認、データ連携といった「つなぎ」の業務を、デジタル基盤が自律的に制御します。これにより、以下の5つの姿を実現し、人はAIエージェントと共に、より創造的な価値創出に注力する「人間1割 × AI9割」の世界を目指します。
1. エンド・ツー・エンドで業務プロセスや業務ルールがデジタル化されている
2. オーケストレーションツールが人・AI・RPA・システムに指示し業務を推進する
3. 人間の作業内容やステータス・結果も管理できる
4. 定義されたプロセスに基づく一連の処理情報・データを保管できる
5. システムが仮想統合され、あらゆるデータにアクセスできる - 目次
第1章 AIエージェントが日本企業を変える ― 人とAIがともに働く時代へ
第2章 ビジネスオーケストレーションでAIエージェントを実現させよ
第3章 AIエージェント時代のDXとは ― 真の変革を成し遂げる5つのカギ
第4章 テクノロジーだけでは変われない ― DXを動かすのは“人”だ
第5章 日本再生のカギはここにある ― オーケストレーション×AI×人財 - 書籍のご購入はこちら
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4296208446/ - 書籍概要
タイトル:AIエージェント時代のDX ビジネスオーケストレーションの衝撃
著者:安部 慶喜、柳 剛洋、金弘 潤一郎
発行:日経BP
定価:2,200円(税込)
発売日:2025年12月12日
ISBN:4296208446 - B&DX株式会社について
B&DX株式会社(ビーアンドディーエックス、所在地:東京都千代田区、代表取締役:安部慶喜)は、Business(ビジネス)とDigital(デジタル)の両面から顧客企業のTransformation(変革)をご支援するための各種コンサルティングサービスの提供を目的として2021年1月に設立されました。B&DXでは、「戦略・経営管理」「組織・人」「業務プロセス・バリューチェーン」「デジタルテクノロジー」といった、企業経営における各階層において、ビジネス、デジタルの両面から新しい働き方や人、組織の変革をご支援するためのコンサルティングサービスを提供しております。