機能別戦略(開発戦略、営業戦略、人事戦略、IT戦略など)
日本企業における各機能は、既存のルールや方針に沿った業務遂行や管理には優れた能力を発揮しますが、全社視点で既存の役割を見直したり、新たな機能をつくりだすのは決して得意ではありません。結果として、全社の戦略の転換期にもかかわらず、過去からの経緯や足元の課題対応が優先され、新たな戦略に合わせて機能を変革できないことがあります。戦略との緊密な連動(戦略実現の手段としての機能戦略)を重視し、未来志向で機能を再設計することが求められています。
例えば、事業戦略が描く将来像に沿って開発テーマの選定・評価基準や営業の重点は変わるべきですし、人事戦略・IT戦略は将来の経営資源確保が本来の目的です。
B&DXは、市場の変化、会社の方向性をインプットに、足元課題だけでなく将来の機能のありかたにも焦点をあて、それらを両輪として改革を推進していきます。